Google Colaboratory 便利機能を3つ試してみた。
colaboratoryの見逃せない機能についてyoutubeで解説されていたのでまとめてみました。
紹介するのは以下の3つです。
- インタラクティブ・テーブル
- データが扱いやすくなる。
- 実行履歴表示
- コードを実行した順番がわかる。
- コマンドパレット
- あらゆる機能を検索可能。
それでは行きましょう。
Intaractive Table(インタラクティブ・テーブル)
インタラクティブテーブルは読み込んだデータをインタラクティブに扱いやすくする機能です。
通常、以下のようにデータを読み込んで表示すると下画像のようになります。
from vega_datasets import data
cars = data.cars()
cars
しかし、以下のコードを実行してからデータを表示するか、
from google.colab import data_table
data_table.enable_dataframe_formatter()
もしくは、表の右上のマークをクリックするとインタラクティブ・テーブルの機能を使えるようになります。
このモードを有効にすると、データの扱いがとても楽になります。
例えば、左下の数字を選択すると表示行数が指定できます。
また、それぞれの列のタイトルをクリックするとその項目でソート表示されます。もう一度クリックすると昇順、降順の切り替えができます。
更に、右上のfilter buttonをクリックすると、以下のように細かく項目ごとに検索表示ができます。
例えば、Nameに”bmw”と入力するとNameに”bmw”が含まれる情報が表示されます。数値の範囲も指定できます。
Execusion history(実行履歴)
その名の通り、実行履歴を表示する機能です。
Colaboratoryを使っていると、前に実行したコードを再度利用することがあると思います。
すると、どの順番で実行したのかがわからなくなって混乱することがありますよね。
そんなときに便利なのがこの機能です。”表示”>”コードの実行履歴”を選択しましょう。
画面右に実行した履歴が表示されます。
左の履歴の表示を見ると、それぞれのコードの上に2つマークが表示されているのがわかります。
下画像の矢印マークをクリックすると、左の画面でコードの位置までジャンプしてくれます。
また、下画像の四角いマークをクリックすると、スクラッチセルにコードがコピーされて表示されます。スクラッチセルで実行されたコードも実行履歴に残りますので注意してください。
Command Palette(コマンドパレット)
最後にCommand paletteです。使用したい機能を検索して実行することができます。
Ctrl + Shft + P、もしくは、”ツール”>”コマンドパレット”を選択しましょう。
日本語で使っている人は日本語で検索ワードを入力します。
例えば、”ランタイム”などと打ち込むと以下のように候補が表示されます。
機能を使いたいけど、どこにあるのかわからないときに重宝しそうです。
また、Ctrl + Shft + Pのショートカットを覚えるだけで、キーボードでほぼすべての操作を完結できます。
いかがだったでしょうか、どんどん便利になるColaboratoryにこれからも目が離せません。
無料枠でも良いGPUを割り当ててくれると尚嬉しいですが、どんどん便利になるならPROにすることも視野に入れています。
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